「炭化」と「二段階ガス化」
2つの特許技術により
幅広く資源を活利用し、
効率的にバイオチャー・ガスを生成
実績紹介
- #クレジット化
- #廃棄木材
石狩バイオマス発電所
北海道石狩市周辺の未利用木質資源を活用し、特許を保有する独自の炭化・ガス化設備でのバイオマス発電を行う。発電出力は1,200kW、電力固定買取制度(FIT制度)利用で売電単価は40円/kW(※2MW /h未満の場合の売電価格)。炭化の過程で発生する熱は原料となる木材チップの乾燥の他、設備内の熱源として使用。またガス生成後の副産物として出るバイオ炭は土壌改良材等として販売。各種バイオマス原料の炭化・ガス化の実証試験も行う。
運転開始:2017年3月
発電規模:1,200kWh
電力買取価格:40円/kW(未利用材利用時)
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環境省の水素製造実証事業に採択され 再エネ由来のグリーン水素の製造に成功
※水素製造プラントの完成写真(https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2022/2022029.html)
環境省「地熱・バイオマス資源を活用する低コスト低炭素化水素製造技術開発・実証事業」に清水建設株式会社の共同実施者として当社が参画。国内に豊富に存在する地熱と木材などのバイオマス資源を活用したグリーン水素を製造することを目標に実証試験を実施。
本技術は、炭化炉で木材チップを 蒸し焼きにして炭化し、生成した炭化物(C)と地熱蒸気 (H2O)を改質反応器内で高温反応することで得られた改質ガス(H2,CO, CO2 の混合ガス)をPSAと呼ばれる、気体を分離濃縮する装置を用いて99.999%純度の H2を製造するもの。エネサイクルでは、木材チップの炭化と改質ガスの生成について担当。バイオマス資源、地熱資源がともに豊富な大分県九重町に おいて本技術による 50Nm3/h水素製造プラントを建設し、低コストでCO2排出の少ない水素製造の技術開発と実証を行った。
※水素製造システム概要図(https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2022/2022029.html)